Medical Aroma Therapy &Botanical Life

A life with flower and aroma makes you feel relaxed..

メディカルアロマインストラクター資格認定試験に合格しました!

この資格を通して始めたいこと

やった~!
合格しました!
このメディカルアロマインストラクター、どんな資格かと申しますと
内閣府認証 日本統合医学協会が発行する資格で、
HPより抜粋しますと・・
「心と体の症状に合わせた精油を調合。また健康アドバイスを行なうなど、メディカルアロマ教育のスペシャリストとして、健康維持への役立て方や幅広い利用法等を一般の方に伝える事ができる知識の修得を証明する資格」
とのことです。

文字面を追うとカッコいいですね~^^;

そもそも「メディカルアロマセラピー」とは何か?といいますと
精油の香りによる癒し効果に加えて、精油の効果効能に着目して、人が本来持っている自然治癒力を引き出す自然療法のことをいいます。

実際、学んでみて本当に奥が深かったです。
西洋医学が主流になる以前、古来より人は薬草を健康管理に役立てていたこともよくわかりました。

いわゆる三大伝統医学です。
インドやスリランカに伝わる「アーユルヴェーダ」は、なんと約5000年前から伝わると言われていますし、中国医学も2000年以上前から伝わります。ユナニ医学は、古代ギリシャ医学を起源としてイスラム文化圏で発展しました。
薬草学の父と言われる古代ギリシャの医者ディオスコリデスが著した『マテリカ・メディカ(薬物誌)』は、なんと、約600種の植物についてまとめられ、1500年以上もの間、植物薬学の重要な古典として用いられていたそうです。

また、古代エジプトでは、ミイラを作るために香料や植物を防腐、殺菌のために用いたと言われてますが、これは古代壁画で見覚えありますよね。

それらの裏付けとして、現代医学でも、薬草の人体への影響が研究され、その効果効能が実証され始めているそうで、とても興味深いものでした。
西洋医学では補えきれないメンタル面や不定愁訴(未病)へアプローチしていくことが主流です。

自然の力って素晴らしいです・・。
植物のそれらの効力は自らの種の保存のために備わっているのでしょうが、
人は、その効力にどれだけ恩恵を被っているか計り知れません。
また、その影響を受け入れる人体のメカニズムもすごいな、と
知れば知るほど、皆さんに広くお伝えしたい、と思うことの連続でした。

認定書は8月半ばに届くそうですが、
これから少しずつ、先人たちがどんな用い方をしてきたかなどをご紹介しつつ、
まずはオンラインのワークショップなども展開していけたら、と考えています。

薬機法などの関係で、薬効を謳っての活動はできないそうなのですが、
自己責任でご自身で作っていただくという前提ならぎりぎり大丈夫のようなので、
みなさまの日々の健康づくりのお役に立てていただけるよう、
ご紹介させていただます。

近年、人生100年時代の到来と言われるようになりました。
本協会も、誰もが「テンセナリアン(100歳以上の人物)」を実現できる社会を目指しています。

この協会で学んだ資格を通して、私も微力ながら情報を発信することでお役に立てたら嬉しく思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

ディオスコリデス
古代ギリシャの医者、薬理・植物学者。「薬物誌」の著し、古代ローマで活動。薬理学、薬草学の父と言われ、後世の医学に多大な影響を与えた。
『薬物誌』表紙
Cover of an early printed version of De materia medica. Lyon, 1554
2020/7/28