Medical Aroma Therapy &Botanical Life

A life with flower and aroma makes you feel relaxed..

チンキ作りに挑戦!

メディカルハーブ生活にはまる

夏のメディカルハーブインストラクター認定試験合格を目指しており、
学べば学ぶほど、薬草の奥深さに興味津々の今日この頃。

もはや、ドクダミもヨモギも愛しく見えてきました❣️ 
もう、雑草とは言いません( ̄ー ̄) 

ところで、チンキってご存じですか。

ハーブの水溶性と脂溶性両方の有効成分をアルコールで抽出する方法で、
化粧水
入浴剤
ルームコロン
ハーブティー
などなど
さまざまなシーンに活用できるのだそうです。
アルコールを使うので長期保存もOK。
保存有効期間はアルコール度数にもよるのですが、
私が抽出液に選んだのはアルコール度数50%のウォッカなのですが
なんと5年も可能だそうです。


画像のチンキは翌日のものです、すでに刈ったときの緑みは消えました。
2週間漬け込むと出来上がるそうです。
楽しみがまた一つ増えました~。

これらの薬効成分がまた凄いんですよ。
ローズマリーはハンガリーのエリザベート王妃がローズマリーを主原料とした化粧水で若さを取り戻し、
なんと77歳で隣国の王子に求婚されたことから
「若返りのハーブ✨」
「ハンガリーウォーター」
として有名だそうです。

 こんなエピソードを知ったら作らないではいられないではありませんか。

それだけではありません。
 ドクダミやヨモギの薬効成分も素晴らしいんですよ✨
昔は母が干したドクダミをよく煎じて飲んでいたっけ・・
ドクダミは花の時期成分がいちばん充実しているそうで、ギリギリ間に合いました。

その効果効能とは・・
<ドクダミ>
「日本では全草を十薬(じゅうやく)、重薬(じゅうやく)ともよび(中国では菜(じゅうさい)、魚腥草(ぎょせいそう))、利尿、解熱、排膿(はいのう)、解毒の作用があるため、腫(は)れ物、高血圧症、肺壊疽(えそ)、肺結核、感冒、蓄膿症、痔(じ)、便秘などの治療に用いる。約0.005%含まれている精油には抗菌性、抗カビ性がある。また、ドクダミがもつ特異な臭(にお)いはデカノイルアセトアルデヒド、ラウルアルデヒドによる。なお、十薬の名は、ドクダミでウマを飼育すると、10種の薬に相当する効果があることから生まれたという」
<ヨモギ>
「漢方ではヨモギの葉を艾葉(がいよう)といい、止血、鎮痛、強壮剤として冷えによる子宮出血、月経不順、月経痛、痔(じ)出血などの治療に用いる。また、民間では生(なま)の葉を切り傷、打ち身、腹痛、水虫、たむしなどに外用したり内服する。灸(きゅう)に用いる熟艾(もぐさ)は乾燥した茎葉からつくる。茎葉を臼(うす)でよく搗(つ)くと、葉肉と葉脈などが細粉となり、葉裏の長いT字毛がもつれて綿状の塊となる。これを篩(ふるい)にかけて毛だけを分取したものが、もぐさである。艾葉(がいよう)は体を温め、胆汁分泌促進、食欲増進、止血、冷えによる腹痛、胸焼け、下痢、便秘、鼻血の止まらないとき、血尿、痔等には、1日量5~8グラムに、水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、食間に服用します。」
出典:日本大百科全書(ニッポニカ)より

まずは、どんなチンキが出来上がるのか楽しみなのでした。

効果効能を知ったら捨てられなくなってしまった!
ドクダミは花の時期のものがいちばん効果あり
我が家の初夏の風物詩になりそう
2週間後が楽しみ🎵
2020/6/20