Medical Aroma Therapy &Botanical Life

A life with flower and aroma makes you feel relaxed..

<再スタート:特別編 Vol.1>
薔薇とアロマテラピー
神話と歴史から香りの成分まで

Rose & Aromatherapy
2023年5月9日(火)13:30~15:30 定員 5名様
再スタート記念に3,850円 → 3,300円(税込み)
ご参加お礼/世界三大芳香の一つ、ジャスミンの手作り練香

かのクレオパトラもマリーアントワネット然り。古今東西、いつの時代もバラは私たちを魅了し続けます。
そんなバラの魅力を歴史と香り成分から探ります。
バラがお好きな方に参加していただけたら嬉しいです。
お申し込みは、本HPお問い合わせ欄よりお願いいたします。
折り返し返信させていただきます。

 バラと人々との歴史を紐解きます
人々とバラの歴史は古く、ギリシア神話では、海の神と陸の神が世界一美しい創造物を生み出そうと競い合ったときに誕生したとされています。
ボッティチェリの名画「ヴィーナスの誕生」にも花の妖精の口から愛のシンボルとして噴き出す息とともにバラが描かれています。「世界最古のバラの絵」としては、ギリシャ・クノッソス宮殿のフレスコ画「青い鳥のいる庭園の壁画」に描かれている花がバラだと言われています。

かのクレオパトラもバラをこよなく愛し、バラの花びらを寝室に敷き詰めたり、バラ水やローズオイルを用いて美肌づくりに勤しんでいた、という記録が残っています。
暴君として知られる皇帝ネロもバラを愛した一人といわれ、宴のときにバラの香水を噴き上げていたとか!?
バラにまつわる逸話は数知れず、そんな「花の女王」といわれるバラと人々との歴史をひも解きます。
逸話はまだまだたくさんあります!お楽しみに。
バラの品種について ミニ講座
私はバラの栽培家ではないのであまり詳しくはありませんが、バラに魅せられた一人として、庭に何種類か育てています。
また、アロマテラピーを勉強するにあたって、バラの系統を調べました。
たくさんの種類がありますので、系統だけでもわかると、バラがさらに身近な存在になるかもしれません。
ざっくりではありますが、ご紹介させていただきます。
散策や購入の際のお役に立てていただけましたら幸いです。
    *****

ちなみに放っておいても元気なのがモッコウバラです。
本当はこのモッコウバラでテーブルリースをお作りいただこうと思って、今年は剪定しないでいたのですが、なんと4月上旬だというのに咲き始めてしまい、ミニ講座の頃には残念ながら咲き終わっていそうなんです。残念です。
桜だけでなく、ほかの花たちも今年は開花が早い傾向にあるようです。
 バラのオイル de ロールオン
バラに含まれる成分には、皮膚のハリを回復する作用や収れん作用、抗菌作用など美肌効果をもたらす成分がふんだんに含まれています。
また、バラの香りは不安なの気持ちを和らげてくれたり、お肌にもメンタルにも女性にとっても心強い味方です。

芳香療法としてのバラのお話とともに、そのバラの成分を含んだオイルを用いてロールオンをお作りいただきます。
PRANAROM社&KENSO社の精油やキャリアオイルは、厳密に製品管理をしている(成分表付)ので安心してお使いいただけます。

今回は、すでに精油入りのキャリアオイル(スキンケア用の美容オイル)をそのままロールオンボトルに詰めていただいて出来上がりなので超簡単です。マスクの内側や手首などにつけて、いつでもどこでも安心して香りをお楽しみいただけます。
香料ではなく、本来の自然のバラの香りなので、本当に心地よいです。
バラのハーブウォーター
過去、紹介させていただいたのですが、「バラ編」にちなんで、再びご紹介させていただきます。
ハーブウォーターは芳香植物を蒸留することで取れる水溶液で、芳香蒸留水または、フローラルウォーターとも呼ばれています。
精油を採取する段階で得られ、ごく微量の芳香成分が含まれています。その成分には抗菌、抗炎症などスキンケアに欠かせない成分が含まれ、使いやすさから注目を浴びています。

ご紹介させていただくのは、ケンソー社のダマスクローズから採取されたハーブウォーターです。
添加物や保存料が一切含まれていない100%天然の水溶液です。
(写真 / お使いいただくハーブウォーターを作っているNARD JAPANのバラ園です。山肌にどこまでも続くバラは圧巻でした。山梨農場研修に行った際の写真です。製作過程の現場も見学させていただきました)
    ご参加お礼 
  世界三大芳香の一つ
 ジャスミンの手作り練香
古来より伝わる伝統的な精油の抽出法のひとつにアンフルラージュ(冷浸法)という方法があります。
芳香成分は油脂に溶ける性質あり、その作用を利用して、常温で香り成分を油脂に吸着させて作ります。
古くは牛脂や豚脂を生成したもに芳香成分を吸着させたそうですが、とても手間のかかる製法のためあまり利用されていません。
(もしこの製法にご興味がおありの方は「パフューム ある人殺しの物語」をご覧ください。この抽出法で香水を作っているシーンが登場します。18世紀のパリを舞台にした、超人的な嗅覚を持つある香水調合師の物語です。めちゃくしゃも白いです。)
画像は、今、まさに盛りを迎えたジャスミンの香りをシアバターに吸着させて「天然の練香」を作っているところです。少しですが、プレゼントにさせていただきます。ハンドクリームとしてもお使いいただけます。
とても芳醇で優雅で甘美。フランスやベルギーでは嗅覚療法に用いられいるそうで、不眠のレシピなどにも登場します。
2023/4/9